毎年、桜の季節になるとそわそわ。
あそこも行きたい、ここも行きたい・・・と、短い桜の見ごろをいかに楽しもうか、と。
特に今年は開花が早く、それから満開になるのはいつごろかなとなかなか読めなくて。
そして予定を立てたとしても、今週はずっと雨という予報。え~!雨ではすぐに散ってしまうんでは、と、これまたタイミングを逃しそう。
・・・と、昨日は短い晴れ間をぬって神田川へと思いきや、既に雨が降り出し・・・
でも、まさに見ごろで写真が撮れました。
ここの桜は、毎年見ているけれど、
やっぱり来てみると圧巻で、今年も咲いたな~
と感慨深くなります。
行きたいところが多過ぎる、でも時間が足りない、、、
そんなことを考えていたら、ふと父の言葉を思い出しました。父は、90歳になって母と一緒に老人ホームで暮らし、94歳で他界しました。
ずっと仕事人間でしたが、退職後は世界中旅行して、写真を撮り、旅行記をまとめ、他にも、水泳、カラオケ、読書、、、と趣味が多く、
最新のパソコンも、いち早く使いこなそうとしていました。
老人ホームに入ってからは、
思うようにならない体力で、動くことが少なくなり、そんなときに、ポツリとつぶやいたこと。「やりたいことも、行きたい所も、まだいくらでもある」
ずっと好奇心旺盛で、退屈するということがなかっただけに、ホームに入ってからの悔しさというようなものがあったのでしょう。
そんなことを思い出すと、「今できること」を精一杯楽しむこと、味わうこと、それに尽きるのかもしれません。
父は、母と一緒に、全国の桜前線を追うというようなツアーにもよく出かけていたので、それはそれで幸せだったと思います。
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by ecott
| 2023-03-25 09:48
| からだ・こころオーガナイズ
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