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人生の節目で「引き寄せ力」

「引き寄せ」って、日常でも頻繁に起こっていますが、暮らしが大きく変わるとき、ステップアップするときに、大きな力を発揮するようです。

最近は本を読んでは、なるほど~と納得していますが、
過去には全く無知で、意識することもなく、「偶然」とか「不思議」で片づけていました。

今思えばあれが引き寄せだったのね、と思い至ることがいくつもあります。
それを感じた最初の出来事は、30代のころで、静岡県が出している広報紙「県民だより」で募集していた「ママさん特派員」に応募したときのこと。

「ママさん」なんて、今では笑われてしまいそうなネーミングですが、行政の出している広報紙に普通の主婦目線で記事を書くということで、当時としては結構親しまれていたようです。

私もダメもとで応募してみよう!と、履歴書と課題の作文を送ったのですが、一次が受かり、二次面接へという知らせをもらっただけでも、まずは大喜びしました。

応募は80人ぐらいでしたが、静岡県を東、中、西部と分けて、最終的には各地域で2人ずつが選ばれることになっていました。

静岡県庁での面接の日、ピーンと背筋が伸びる思いで静岡駅に降り、駅の階段を下りました。
下りながら、目の前の看板に“男女共同参画センター「あざれあ」オープン”と書かれているのをちらっと眺めながら。

面接は、3人一組で行われ、面接する側の県庁の人は5人も。

最初の方で「今月の県民だよりの表紙はなんでしたか?」
という質問が出て、「しまった!あまりよく見てこなかった!」とあせりました。

3人の座り順とは関係なく、当てられた人から答えていくのですが、そのとき私は3番目に答えることになって、実はこれがラッキーなことに。

1番目の人が、「さあ、ちょっとわかりません」。
2番目の人が、「すみません、記憶になくて」と、話しているうちに、私の頭にピーンとひらめくものがあったのです!
「あざれあ」だ!と。
駅で見たあの看板。新しく出来た施設として、あの建物が確か「県民だより」の表紙になっていた!

私の番が来て、「あざれあが表紙だったと思います」と答えると、5人の面接官が、一斉に満足そうな笑顔でうなずいたのです。

もちろんほかにもいろんな質問があったけれど、なんだかこれが大きな決め手のひとつだったように、真っ直ぐ私の方向目指して、その答えがやってきたという感覚でした。

後日私のところに合格通知が届いて、それから2年間のママさん特派員を務めることになりました。

県知事訪問、美術館や観光地の取材、部長との対談、テレビ出演など、たくさんの貴重な体験に加え、これがその後のライター活動へのきっかけともなったのです。

それにしても、あの駅の階段で「あざれあ」の文字を、はっきりと見たことは今でも忘れられません。

これだけは今でも不思議でならないのです。

こちらにも参加させていただくことになりました!

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by ecott | 2012-03-09 23:37 | Comments(0)