美しきパワー
11月は、どどっといろんなことが駆け抜けて、話がとても前後してしまったが、引き寄せチケットのお陰で、感動的なライブは忘れられないものに。
オリビアの可憐でソフトで透明な歌声に、今回のステージでは、力強く、たくましいイメージもプラスされて、成熟したパワーの渦のなかに、私もどっぷり浸かる。
しっとりとしたバラードあり、グリースやフィジカルのようなアップテンポありと、2時間のライブの緩急は、息もつけぬほどの魅力。
そのなかで、じわーっと2度涙腺がゆるんだ。
1度目はオープニング。これまでの軌跡を辿るように映像が流され、そして「そよ風の誘惑」のメロディーとともに本人が登場したその瞬間。
2度目は、アンコール曲を聴きながらのラストシーン。
まだ大きなステレオとLP版レコードがあったころ、私はスピーカーに耳をはりつけんばかりにして、聴いていた好きな曲があった。
「そよ風の誘惑」と、もう1曲「I Honestly Love You」。
でも「I Honestly Love You」は、今回は聴けないのかあ~と思っていたところ、最後の最後、アンコールも2曲目になって前奏が流れた。
その瞬間「ヤッタ!これだ!」と思った。
会場全体がしっとりと輝くようなオーラに包まれた。
やっぱりいいと思っていた曲は、世界中でヒットしていて、数え切れない人たちが胸をときめかせ、そうしてライブの粋な演出では、ちゃんとそうした曲を最初と最後にもってくるのねと納得。
満席の会場を埋め尽くしたのは、見事に団塊世代と思われる同世代の男女。男性の方が少し多かったかな。
あるときは総立ちで手拍子、ラストではその輝きに圧倒されたこの不思議な一体感はなんだろう。
一緒に行ったYさんいわく、
「こうして元気が出て、また明日からがんばろうっていう気になるのよね」。
そう、団塊世代そのもののオリビアの持つ美しさ、パワーからもらえた元気は半端ではなかった。
by ecott | 2010-12-09 00:02 | Comments(4)
なんとなく会場の雰囲気 想像がつきます。
同窓会みたいな感じがしませんでしたか?
私も以前、大学時代の親友と一緒に
我が青春のビリー・ジョエルのコンサートに行った時、
そんな感じだったんです。
若い頃、本当に好きだと思ったものは
今でも心に沁みますよね~♪
今日は、たくさんお話できて、うれしかったです!
ここのところ、ずっと濃い時間が続いています~
まさにこの雰囲気、同窓会でした。
ビリー・ジョエルも懐かしいですね。
今日も、もはや同窓会っていう1日??
また、これからもよろしくお願いしますね~