引き寄せワイン
「オーガニックワインでおもてなし~中東編~」
キャンセル待ちの結果、行けることになったこのイベント。
お店のHiroyoさんは、毎年夏にフランスのオーガニック農家に滞在して料理人として働いている。
帰国後にその手料理とワインの会を店のコーナーで開いている人気のイベントだ。
1人キャンセルだったから、1人で出かけ、来ている人は、知り合い同士の参加が多いのかなあなんて思いながら店内に入った。
でも、1人で座っていた若い女性を発見して、隣に座ろうとして、顔を見た瞬間、「会ったことがある」と、ピーンと来た。
Whole Food協会の「弁当の日」というのに何度か通ったことがあり、そのときの料理家の彼女だと思い出す。
ここでもまた、その偶然に驚くやら、うれしいやらで、ワインや料理のことで、すっかり話が弾んで、楽しい時間を過ごすことができた。
モロッコ風のパンや、ヒヨコマメのペースト、なすの温サラダ、チキンパイ、春巻き風菓子などなど、次々と珍しいものが登場した。それに合った白、ロゼ、赤ワイン、さらにデザートワインまで。
偶然の引き寄せ話は多いが、そもそもお店との出会い、Hiroyoさんとの出会いも、驚くほど引き寄せてきたことばかりなのだ。
最初のきっかけは4~5年前、三島の「丸平」さんで、「マヴィ」代表・田村安さんのオーガニックワインの話があって、参加したこと。
葡萄は水で洗わないから、混ぜもののない本当に美味しいワインを知ろうという目からウロコものの話だった。
その後もそのワインを扱っている沼津の店を取材することで、かなり知識が深まった。
東京へ来てからは、赤坂の本店の場所をいそいそと確かめ、いつでも行けるなあと喜んだ。
そのころ私がかかわり始めた環境NGOのジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)のグループメールで、あるときフランスからのメールが届いた。
末尾に「マヴィ」Hiroyaさんの名前を発見して、同じチームにこういう人が!という偶然に喜んだ。
Hiroyaさんには、その後イベントで何度か会った。
偶然とは言え、仕事でもボランティアでも趣味でも、環境、オーガニック、Whole Food、美味しいもの… 自分が好きだと思っているところへ足を運ぶことで、引き寄せてくるものが、必然的に決まってくるのかもしれない。
その楽しさを知ると、さらに先々どんな展開が訪れるのかな~と、わくわくしているこのごろだ。
by ecott | 2010-09-23 17:11 | Comments(0)