夏至の日に
それにしても、キャンドルナイトは、いろんなことを引き寄せてくる。
先日「ひと駅」というタイトルで、電車内読書のことを書いたが、一昨日の夏至の日に「ふた駅」で、またしてもびっくりするような文面に出あった。
今さらながら読んでいる村上春樹の「ノルウェイの森」。
話題の「1Q84」を読みたいものの、分厚くてまだ手が出せない。
本屋では村上文学シリーズで「ノルウェイの森」の文庫本も平積みになっていて、若いころに読みそびれていたこっちに手が出たというわけだ。
電車に乗って文庫の途中を開くと、「月の光が明るかったので部屋の灯りを消して」僕は、直子とレイコさんの帰りを待っている。
帰ってきたレイコさんは、「真っ暗でびっくり」と言ってロウソクに火を灯す。
そしてその灯りの下で、ギター演奏した曲が「ノルウェイの森」。
2駅ぶんで、ちょうどそこまで。
ぞくぞくっとした。今夜はキャンドルナイトだ!
しかも、書名の「ノルウェイの森」の意味がここで初めて登場する。
キャンドルナイト実行委員会では、ずっと暗闇が意味するもの、月の光の美しさ、キャンドルの灯りが人の心に与えるものなどなど、といつも話題にしていたのだから。
それから、この本に関しての偶然が初めてではないということを思い出して、またぞくっとした。
電車内読書だから、少しずつしか読み進まないのだが、5月に中央線で東京駅まで行ったときのこと。
中央線はめったに乗らないのだけど、「ノルウェイの森」の「僕」は、四谷駅で降りた。と、読んだ瞬間、私の乗った電車が四谷駅に止まった。もう少しして「僕」は神田の本屋に行こうとした。その瞬間、私の乗った電車も神田駅!
ストーリーの先々の展開なんて、もちろん知らないわけだから、あまりの偶然に、笑い出したくなるほどだった。
この日のことと思い合わせ、夏至の日には、さらにくっきりあざやかな印象が刻まれた。
こういうことって、意識して数え出すとまだまだあって、つながっているような気がする。
by ecott | 2010-06-23 10:40 | Comments(6)
オフホワイトの日記帳もすてきでしたが、
美しいガラスの器も本当にすてきです。
キャンドルナイトの引き寄せ 不思議ですね!
私もいまだに『ノルウェイの森』を読んでいません。
その部分だけでも中央線に乗りながら読んでみたくなりました。
ありがとうございます。
写真、ちょっと夏向きにしてみました^^
中央線で東京駅まで行ったのは、リトルジプシーさん、
yamanecoさんとお会いした日のことです!
最近、みなさんのパワーをいただいているせいか、
こういうことがよくあるんです(^-^/
駅のも すごい偶然ですね(^^)
「ノルウェイの森」には意味があるんですか?!
読んだことありませんが 気になります(笑)
コメントするのは初めてですが、
昨日はどうもありがとうございました!
お話伺えて嬉しかったです。
またお会いできるのを楽しみにしています。
ecottさん、昨日はありがとうございました。
お会いできてうれしかったです!
新幹線、途中で降りるのが残念でした。。
キャンドルナイト、我が家も初めて参加してみました。
子どもが暗闇を怖がってしまったので、ものの5分で終了~、となってしまいましたが^^;
これからも宜しくお願いします。
先日はお会いできて、うれしかったです!
引き寄せの話、いっぱいあるんです。
最近特に。。。
「ノルウェイの森」は、まだこれから佳境という感じで、
読み進めています。
いろいろやりながらで、読むのが遅くて~^^;
ぜひ、またお会いしたいです。
これからもよろしくお願いいたします。
先日は、ありがとうございました。
ブログのお話、とても役立つことばかりでした。
そして、もっともっとお話ししたかったです。
5分のキャンドルナイトでも、すてき~
我が家も、今年はちょっと短めでした。
これからもよろしくお願いいたします~!