京都で秋さがし

紅葉には、ちょっと早かったけれど・・・
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突然、京都。  たまには、京都。
紅葉を待ちきれない、という感じで、嵐山はそぞろ歩きをする人たちで、いっぱいのにぎわいだったな~

渡月橋、天龍寺、宝厳院、松巌寺……
小さな寺の山門から、少しずつもみじの赤い色が見えて、全面真紅に染まったらと…と、その風情を想像して楽しんでみる。

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大原の方にも足を延ばしたかったが、今回は限られた時間。
何度目の京都になるのか、地理的にも疎いし、子供のころの記憶は、ほとんどなし。
ていねいに時間をかけて、一つひとつ的を絞って見てみたいと欲が出てきたのは、やっぱり大人になってから。

京都のことを、「お楽しみの重層性」「和のテーマパーク」と表現していた酒井順子さんの「都と京(みやことみやこ)」を思い出す。
さすが、リピーターとしての言葉だなあ。
京都初心者として、また読んでみたくなった。

# by ecott | 2008-11-07 12:20 | Comments(8)

寄り道スポット

神宮の森、代々木公園を一望できるオリンピックセンター
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通称代々木のオリンピックセンター。
いくつもの棟が建つ広い敷地は、空間も緑もたっぷりで、ちょっと寄り道散歩をするのには、絶好の穴場だ。
東京オリンピックの選手村跡地で、今は研修センターとして、会議室や宿泊施設がある。

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都心で、こういった静かな場所が、前から好きだった。
ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗って通学や通勤していたころ、
その空気がいやで、それが東京の最大の難点だと思っていた。

反対にぽかんと空間があいたように、広い敷地に緑が多いのも、また東京の一面。
人ごみとのギャップが、またいいんだな。
私にとって当時の印象は、北の丸公園とか、竹橋の近代美術館がそんな場所だった。

オリンピックセンターは、ちょっと特殊な場所かもしれないが、それだけにほかにはない“めっけもの”空間。
高い空から、秋がひたひた迫ってくるようなお天気だった。

めっけものは、季節限定のハロウィンランチも…
さんま定食などと並んで、そこだけフレンチっぽいプレートで、秋色たっぷりにおしゃれしました~というのも、なかなかいい感じだった。

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# by ecott | 2008-11-01 18:09 | Comments(9)

大地でつながった

焼きおにぎりで、ランチプレート
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最近頼むようになった「大地を守る会」の宅配。
冷凍の焼きおにぎりが、これほどおいしいなんて、これは予想以上だった。

冷凍品には、今まであまりいいイメージがなかったが、こんがりとした醤油のおこげ味と、中は炊きたてご飯のようなふんわり加減。
すっかり冷凍品のイメージがふっとんだ。
鶏のフリッターと、あり合わせのきゅうりとアボガドに桜えびをのっけてランチプレートの出来上がり。

最近、この宅配に決めるまで、生協はじめ各社の広告をずっと見比べていた。近所でも宅配のトラックを見かけない日はないくらい、その数多くて・・・
そんなときに、「やっぱり、ここしかない!」という決定打が「大地」だった。

今年の春から半年、ある意味新しいスタートの東京でどんなことができるかな~、と暗中模索の感じだった。
私自身が、ブログで「エコライフ」をテーマにしたことで、そんなイメージ通りに物事が進んでいくものだということが、怖いぐらいにわかってきた。

ある日、会合で「大地」の仕事をしている人と出会う。
そうして、また別の場所で、関連の話に出会う。
前に函南の丹那牛乳や、三島のケーキ屋さんの記事を書いたときに、「大地」のことが出てきたことを思い出した。
その時の話は特に印象深かったから、よく覚えている。
つつーーと、つながった感覚だった。

この宅配だけじゃなくて、ほかのことでも不思議なつながりがやってきて、面白い!と感じる最近だ。
「引き寄せの法則」というのか、偶然に見えることでも、実は自分が引き寄せているということ。

焼きおにぎりは定番にすることにして、野菜、肉、魚、毎週少しずつ選んでは、おいしい発見を楽しんでいるこのごろ。

無農薬、生産者のこと、フードマレージのこと・・・と、この食べ物から広がっていくこと、周りの人から教えられること、とにかく多い。

# by ecott | 2008-10-28 23:25 | Comments(10)

いい距離感

三島駅ホーム、新幹線の中から
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10月らしい理想的な秋晴れが続いているこのごろ、
三島と東京の滞在比率は、すっかり逆転してしまったな~

つい先日、三島滞在時間が今までで最短だったかも・・・という日、新幹線の中からも富士山がよく見えた。

ただ駅ホームから眺めると、開発が進んできて、周りに遮るものが増えてきたのが、ちょっと残念。

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でも富士山は偉大で、東京からも見えるのである。
都心でも、ほんの小さくだけど、高い場所からはくっきりとそのシルエットが確認できる。
時代を超えて、場所を超えて、やっぱり不動の存在だ。

近くに寄ったり、離れてみたりしているうちに、見えてくることがある。
あ、いい距離感だなと思う。

滞在時間も短く、移動時間もうんと短く感じたその日、
走って、ちょっと立ち止まって、また振り返ってみる。。。

# by ecott | 2008-10-21 16:35 | Comments(8)

ふわふわコットンの感触

プレースマットのような布は、ガーゼと綿の組み合わせ
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ずっと前に買ったこの1枚。今まで見たこともないような素材の組み合わせと質感が、とっても新鮮で・・・

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買った場所は、三島にある不思議なお店。オーダーで自然素材の服を作ってくれる仕立て屋さんというのかな?

当時、私はタウン紙の取材で、なるべくみんなが知らない店やギャラリーなどの情報を集めていた。すると、人づてに紹介されることがあって、次々と貴重な情報がつながって、とっても助かった。
ここは、伊豆の国市のギャラリーの人が教えてくれた場所。
三島の佐野美術館の近く。細い細い道を入っていく。
路地裏の行き止まりに、川が流れている。
白を基調にしたアトリエ風の建物を見たときは、ため息もの。突然フランスの田舎町にやってきたような雰囲気だったのだ。
いつもそのすぐ近くを通っていたにもかかわらず、全く知らなかったので、ほんとうに不思議な感覚だった。

すてきな若い女性がお店をやっていて、残念ながらあまり宣伝していないので、、、ということで、取材はできなかったが、少し話をしてきた。
基本は仕立て屋さんだが、厳選された雑貨が少しだけ置かれていた。
そのひとつがこの布。彼女ではなくて、別の人が作ったというが、この色合い、風合いがまさにその場のイメージだった。

今、私はこれをちょっとした飾り棚の空間に置いている。
パソコンに向かうばかりで、ついつい無機質になってしまいそうな時間に、ふとこの布のふわふわ感を思い出したのだ。

# by ecott | 2008-10-04 00:05 | Comments(6)

初台の遊歩道

東京オペラシティの近くを通る
旧玉川上水遊歩道
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高速道路のすぐ脇を通る道すじに、こんなに豊かな緑と水があったなんて……先日の北沢緑道に続くうれしい発見だった。

小さな公園があるな、ということは前からなんとなく見て知っていた。
それがずっと続く遊歩道になっていて、歩いてみると、終わりがない、というより、終わりを確かめられないほど長く続いていたのである。

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とりあえず私が歩いたのは、幡ヶ谷辺りまで。
後で調べてみると、これが旧玉川上水で、世田谷区~渋谷区~新宿区とまたがっていると知って、びっくり!

こんな都心にある遊歩道、いつかその全長を確かめてみたいな~と、うきうき。
高速道路やビルと対照的なこののどかさ、このメリハリがいい!

ウオーキングにはいい季節がやってきた。
考えて、書いて、しゃべって、食べて、そして歩いて、運動する……
生活も、やっぱりこのメリハリとバランスが大切~

# by ecott | 2008-09-28 20:15 | Comments(6)

「選ぶ」ということ

このパンに、このサラダに、このワイン
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レストランで最近多いプリフィックススタイル。
前菜はこれ、メーンはこれ、デザートはこれ・・・と、この選択はとっても楽しい時間だ。
神楽坂のイタリアンレストラン「ソリッソ」でも、この選べるランチが、なかなか手ごろでいい感じだった。

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ふだんの買い物でも、私たちはしょっちゅう、何かを迷って、選んでいる。「選ぶ」「買う」ということは、その商品に「投票」していることで、お店や市場や社会に大きな影響を与えるという意味がある。
・・・ということを、7、8年前に熱っぽく語って教えてくれたのは、カナダ出身の女性・Cさんだった。

Cさんは当時まだ20代。日本で英語を教えていたが、食とか環境にとても興味があって、将来はカナダでオーガニックカフェを開くのが夢だと言っていた。

若い彼女に教えられたことが、その後何年かたってみて、いろいろな場面で深~い意味を持って、つながっているとわかってきた。

でもすてきな店、おいしいモノへの投票は、いつも無意識に、さりげなく、やっているんだな、わたしたち。

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# by ecott | 2008-09-10 20:39 | Comments(8)

ここにも“水と緑”

ちょっと懐かしいようなせせらぎは
世田谷の北沢川
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下北沢の駅を降りると、ずっとにぎやかな商店街が続く。
南口をまっすぐ、まっすぐ進むと、次第にお店も途切れて、緑多い遊歩道がクロスする交差点に出た。

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残暑のなかで、ほっとするようなせせらぎが、草木の合間に見える。
水がきらきらと光っていて、まさに三島の源兵衛川を思い出した。

「北沢川」の看板を見ると、昔は農業用水だったが、高度経済成長期後には、生活排水を流して、汚い川になってしまった。それを平成になってから、東京都できれいに整備したと書いてある。

あ、まさに源兵衛川と同じ!と思った。
富士山のわき水が満々とあふれていた昔。そのうち、ドブ川のようになって、ゴミが捨てられていたと、三島では何度もそんな話を聞いたっけ。
でも、今はきれいな遊歩道がある。

人は汚いところを見ると、なんだかあきらめの境地になってしまう。
でもきれいなところには、ゴミを捨てないものだ。

下北沢の駅近くにも、こんなところがあったとは!
そこに四季折々の草花が咲いたりする、ということ、さらに、そのせせらぎの先がどうなっているのか……ちょっと楽しみだ。

# by ecott | 2008-09-05 20:56 | Comments(10)

地場産品

茨城産のピーマン、千葉産の梨
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今年の夏は、野菜が値下がりしたそうだ。理由ははっきりしないが、猛暑で夏野菜の生育が良かったのも一因かも。

色ツヤ良いピーマンも、店頭でよく見かけたなあ。
今年の梨も、みずみずしくて甘い。
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ところで、これってどこで作られているんだろう、と最近ますます産地が気になる。
10年ぐらい前に、「地場産品を食べよう」という何かの呼びかけがあっても、そのときにはピンと来なかった。
「なぜ?」と、疑問はそのまま・・・
それから、食の安全や環境問題に触れるうち、次第にその意味することがわかってきた。

地産地消であれば、食べ物を遠くから運んでこなくてもすむ。
遠ければ遠いほど流通経路が複雑になって、輸送にかかるエネルギーコスト、CO2排出量も人件費も、そこに入れられる保存料などの付加も増えていく。
私たちが選ぶ毎日の食材が、イコール環境問題にもかかわってくるということがわかると、そのつど産地が気になってくる。

最近は、フードマイレージという言葉で、その意味も広く知られるようになってきた。
食料の輸送距離という意味で、食料自給率39%の日本では、フードマイレージが世界でずば抜けて高いということにも、びっくり。

同じ国内産でも、例えば東京だと、北海道産や沖縄産よりも、千葉とか茨城の方が近いわけだ。
県別の自給率でも、興味深いデータを見つけた。
それによると東京都の食料自給率は、全国でも最低の1%。次いで大阪が2%、神奈川が3%。
それに対し、一番自給率のいいのが、北海道の200%で、なんとうらやましいこと!続いて秋田の141%、山形の122%。

静岡は意外に低くて、18%。おかしいな~、野菜もみかんも、お茶も、魚も、名産地のはずなのに・・・。

三島にずっと住んでいて、そのことがちょっと不思議だった。
三島産の野菜というのは、立地条件が良くて、とてもおいしいと聞いていたが、何年か前まで近所の店でその野菜を見たことがなかった。
特別上等なジャガイモや大根が、東京や京都の一流ホテルや高級料理店に出荷されると聞いて、驚いた。

それがここ数年、JAの直売所とか、「村の駅」とか、スーパーの一部コーナーでも出まわるようになって、ようやく手に入るようになった。
その評判は、とっても良くて、売れ行き好調みたいだ。

ところでフードマイレージだけでなく、地産地消が大切なもうひとつの理由として、「身土不二」という考えがある。身体と土とは一体で、自分が暮らす土地の旬のものを食べることが、環境に調和していい、という考え・・・

引越しが多いと、どうなるかな~
いずれにしても、東京にいては、かなり難しいこと。。。

# by ecott | 2008-08-27 10:33 | Comments(8)

神楽坂ゆるゆる散歩

路地裏が面白い
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ゆるやかな坂道から1歩横道に入っていくと、迷路のように石畳の路地が続く神楽坂。
粋な塀や門構えがいくつも見える。

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行き止まりになって、またぐるぐる戻ってみる。
日本料理店にまじって、イタリアン、フレンチ・・・
酒屋の奥に隠れ家めいた飲み屋も発見。

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伊豆の友人、知人で、「以前は神楽坂に住んでいた」という人を3人知っている。
全く別々に出会った3人だから、その偶然に驚いて、面白いな~と思っていた。
ひとりは男性、ふたりは女性だが、長年の都会暮らしの後に、伊豆で新しい生活を始めたという共通点。
さらなる共通点は、3人ともアーティストということだ。

その魅力ある神楽坂とは、どんなところなんだろう?とずっと気になっていた。
地下鉄東西線の神楽坂駅は、古くは私にとって通過駅だったが、きちんと降りて歩いたことはなかったなと思う。

実際の街は、暑い日中なのに、路地裏に何かしゃきっとした静寂さがあった。
ピーンと筋の通った趣とでもいうか・・・
でもまた表通りに出れば、にぎやかな商店街で、そこから別の街へと広がっていく便利さ。
いろんな表情を含んだ空気が、個性的な音楽や造形物を生み出すアーティストたちの肌に合っていたのかな、と思う。

いやいや、昔はもっと静かでもっと風情があってね~なんて、3人それぞれのつぶやきが聞こえるような気もする。

# by ecott | 2008-08-20 21:54 | Comments(8)