天使の羽

土曜日の夜、玄関の外へ出てみると、空に大きな天使の羽のような白い雲が見えた。
夜9時だったか10時だったか、辺りはもう暗いから、そんな時間に雲が見えるとも思わず、とても不思議なものが夜空に筆で描かれていたようで、びっくりした。

ビルの灯りで、結構空が明るいから夜でも雲が見えるんだと納得したものの、対称形に大きく2つ羽を広げているという雲の形を見るのは、初めてだった。

ちょっと階下で用を済ませて、戻ってきてもう一度空を見上げると、もうその形の雲はなかった。ものの5分。
あれ?さっきのは何だったの?と、まるで夢でも見たよう。。。
でも小さなちぎれ雲がひとつ、ふたつ...... その日は風が強かったから、もう形は変わってしまった。

でも、ほんの一瞬私の目に焼きついたのは、うす暗い闇に広がる大きな大きな白い天使の羽。
天使はめったにやって来ない。ほんの一瞬だけ?
もしもこの瞬間を写真に撮っていた人がどこかにいたら、、、なんて思う。

もちろん、私には写真はなし。

# by ecott | 2010-02-08 09:34 | Comments(6)

買えない味

先日お会いしたyamanecoさんからいただいた素敵なお土産は、手づくりの桜もち。
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渋い色合いの和紙の包みを受け取った瞬間に、もうふわーっと
いい香りがした。
幸せな桜の香り。この季節なのに、もう一気に春爛漫となったよう。
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わくわくと包みを開けてみると、あんこの入った桜もちのほかに、あんこの入っていない桜おこわもあった。

桜花の塩漬け入り桜おにぎりは珍しく、私にとっては初めての味だった。
ほんのり桜色のもち米は、柔らかくて優しい味。
ほどよい甘さのあんこが入った桜もちも、お店で売っているものより、ころんと丸みを帯びて、手づくりならではの温かさだなあ、とゆっくりゆっくり味わった。

平松洋子さん流に言えば、まさにこれが「買えない味」だ。

# by ecott | 2010-02-04 23:21 | Comments(2)

緑道のつづき

笹塚駅近くの旧玉川
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時々通る初台の緑道は、かなり歩いてもずっと続く1本道で、さてその先は?とずっと気になっていた。

去年受けた「渋谷の環境講座」で、京王線笹塚駅近くの玉川上水を実際に見て、地図と見比べると、この道に続いている!と、つながった。

ここは、今なお水の流れが見える貴重な場所で、昔の面影を残している。この辺りが渋谷区と世田谷区の境になるそうだ。
笹塚橋を過ぎると暗渠になり、もう川の姿はなく、緑道となっている。
これが、遊歩道としてずっと初台まで続いているというわけだ。
もう少し暖かくなったら、このつながりを自分の目と足で確かめてみたい。
桜トンネルも楽しめそうだ。

方向音痴 なのに気になる その行方
方向音痴 だから気になる その行方

# by ecott | 2010-02-03 09:55 | Comments(4)

陽だまり

伊豆仁田の「irodori」にて
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大きなボウル型器で出されたカフェオレがあったかい。
古材やアンティークの椅子をたくみに生かしたこのカフェの縁側の席は、特別に陽当たりもよくて、あったかい。

あれも、これも、あれも......尽きない話で時間が経つのを忘れる。
ブログを通して知り合えた整理収納アドバイザーのyamanecoさんと、ようやく会えた昨日のこと。
聞きたいことも、話したいことも多すぎた。
去年から、とてもとても気になっていた整理収納アドバイザーについて。
そこには、暮らし、家族、インテリア、エコ、生き方、将来設計、夢、空間、心と頭。。。あまりにも多くのキーワードが当てはまる。
共通の思いも多くて、そこからまた新しい思考が広がっていく。

しっかりと未来日記を書くyamanecoさんは、話しながらさらに白い手帳に書き綴り、その姿勢はとても前向きだ。
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マイナスはなく、プラスばかりの明るい言葉のやりとりは心地よく、
そのあったかさにすっぽりと包まれたよう。。。
それこそが、ぽかぽかの陽だまりそのものだった。

# by ecott | 2010-01-28 14:10 | Comments(4)

次のステップ

昨年末、函南の「Mariko’s Dining」でクロージングパーティーがあった。
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天井高く、漆喰壁が明るく、そして、ガラス工芸家であるMarikoさんのガラス作品が映えていた店内。
そこで、大好きなランチがいつでも食べられると思っていたが、それもひと区切りとなった。

函南も三島も東京も、店や街は少しずつ変わっていく。
時の流れとともに、変わっていくのはあたりまえ。

寂しいけれど、必ず次のステップがある。
自分自身もそうだけど、いろんな人の変化を傍らで見せてもらうことが多い。

そして、Marikoさんの次なるステップは、オーベルジュなのだ!
美味しいものにプラス宿泊も...というバージョンアップの新たなスタートに、心から拍手を送りたい。

# by ecott | 2010-01-16 22:47 | Comments(4)

手帳

ようやく日常ペースに
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新しい手帳の使い勝手はどうかな~と、年末にはいつも迷うが、すぐに馴染んでしまう。

予定を書き込む、調整する、そして、どうしようかと考える。
手帳は、いつも頭と心の整理に欠かせないもの。

1日の1マスは小さいけれど、貴重な日々の積み重ねは、振り返れば全部ストーリーになる。
去年の1冊も、おととしの1冊も、ずっしりと濃いものに。
さて、今年のストーリーは...
まだたくさんの白い部分に、楽しい思いを馳せる。

# by ecott | 2010-01-13 22:53 | Comments(4)

香りたつ

赤と白でかんぱ~い!
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暮れに、かねてから行きたかったレストラン「旬香亭」へ。

「ヴィノス・ヤマザキ」が経営するレストランが自由が丘にあるというのは知っていたが、それをもっと身近に感じたのは、友人の情報から。
ここにも、また偶然のつながりがあって、去年のうれしい出来事のひとつだった。

ワインに合う料理もすてきだったが、印象に残ったのは、ワイングラスの形。
下の方のカーブが、ほとんど鋭角というシャープさ。
グラス全体は大きめなので、上のふくらみからふわあっと香りが立ち上がる。

普段はなかなかお目にかかれないこんな新鮮さと、店内の明るい雰囲気にも心和んだ。

# by ecott | 2010-01-04 21:22 | Comments(2)

対称

あけましておめでとうございます
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近所の神社で初詣。
昨年出会ったたくさんのことに感謝しながら、今年はどんな年になるのかなあ、とポンポンとかしわ手を打つ。

空に向けて1枚だけ撮った写真を、後でよく見たら対称の構図になっていた。
意識して撮ったわけでなく、本殿の上に伸びる大木が、偶然こんな風になっていた。

なんだか人の心のようにも見える。
私たちは毎日たくさんの人から影響を受けて、日々自分の性格が出来上がっていくのだなあ、とよく考えていたこのごろ。
素敵な人の生き方、本で出合った言葉の数々、何歳になっても、そこから学んだことで次々変化が起こる。

そして出会った人や事は、鏡のように相互を映し出す、なんて、そんな対称に見えてしまった2010年の年明けです。

みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

# by ecott | 2010-01-03 10:01 | Comments(6)

スッキリ!

ひとつずつ掃除を終えて、今年も残すところわずか
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ほんとうは、とてもとても苦手な掃除。

でも、何が苦手だったのか、今までずっともやもやとしていたことが、最近少しずつわかってきた。

それは、「やらなくっちゃ」という気持ちを持っている過程。
部屋のあの辺りがなんとなく気になる、あの引き出しの中、どうなってたっけ?
その「わからない」部分がいやなのだ。

なんとも暗く、重苦しい部分を、思い切って「エイっ」と掃除すれば、「スッキリ!」
なんだ、こんなに単純明快なことだったのね、と。

それは、まるで心のもやもやを隠していたかのように、見たくない、触れたくない部分。
そこを、捨てる、整理する、空間が広がることで、心には大きな開放感が生まれる。

たくさん出ている「掃除と心」の関係の本、そして、「整理収納アドバイザー」の友人、知人からの盛りだくさんな情報に、今年はただただ感謝。
来年は、ますますスッキリ、クリアな年になることを願って・・・

# by ecott | 2009-12-30 21:53 | Comments(0)

冬至キャンドルナイト

サザエキャンドルで
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サザエの殻に使用済みの天ぷら油を流したエコキャンドル。
冬至キャンドルナイトも、これがあればまたひととき演出ができる。

これを作ったのは夏至のころ。
国連大学前の広場でやっていたイベントの一環で、手作りキャンドルを、私もひとつ家に持ち帰った。

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そして早や冬至の今日、縁あって、「100万人のキャンドルナイト」の幹事会チームに入って約1年が過ぎたところだ。

ここに来るまで、なかなかその意味が掴めなかった。
3年ぐらい前に、三島のおにぎりカフェ「丸平」さんの蔵で、キャンドルナイトのイベントに参加した。なんだか楽しそう、ただそれだけの思いでみんなが集まり、飲んだりおしゃべりしたりした。

新聞などで「でんきを消してスローな夜を」というコピーを見ることもしばしば。
東京タワーの灯りが消された、というようなニュースも、なんとなく知っていた。
代々木公園でもイベントをやっているようだし、NHKでも特集があったっけ。。。

バラバラの情報が、幹事会にやってきて、ようやくつながった。
イベント主催者は、それぞれ違っていて、「100万人のキャンドルナイト」では、「夏至と冬至の夜2時間、でんきを消してキャンドルの灯りで過ごしてみませんか」という呼びかけをするだけ。
ただ、それを発信していくプラットフォーム。

環境問題を考えるとか、○○しなければならない、でなく、全く自由な発想で。

それぞれの場所で、それぞれの人たちが静かに過ごす夜。
蔵でのキャンドルナイト、あのゆるやかにつながっていた楽しさ、そんな時間の過ごし方は、とても有意義だった。

ゆるやかながら、今そのムーブメントは、HPで、twitterで、全国に、世界に大きく広がっている。
新しい関わり方で、ここにいられる今、まだまだ発見は続く、つづく。。。

# by ecott | 2009-12-22 17:11 | Comments(4)