元気トマト

集まってきたトマトたち
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毎週届けられる「大地を守る会」のベジタボックスの中に、楕円形の可愛らしいミニトマトが入っていた。
緑野菜に混じって、真っ赤な色がキリリとあざやかで、見ているだけで「元気が出る」と思って眺めていた。

生産者がていねいに育てて、それを運んでくれる人がいて、さらに宅配用に仕分けしてくれる人がいて、また玄関まで届けてくれる人がいるのだ。
いつになく、そのことが「有難い」と、しみじみ思ったものだ。

そうしたら、その同じ日に、突然友人から電話があって、急きょ午後会うことになった。
「これ、おみやげ」って、渡された袋の中を見ると、つやつやしてハリのあるトマトと、黄色のミニトマト!
伊豆の国市のトマト「ごほおび」と、三島のイエローミニトマトって、書いてある。

3月11日以来、日常とはやっぱり違っていた心境に、この元気な色がどっさりと届いて、気持ちがぱあーっと明るくなった。

今、いろんな人に会えば、話題はただひとつ。
あの日から、どうしていた?こうだった、ああだった...

人に元気を与えられるって、なんてステキなこと。
この気持ち、今度は私がほかの人に分けてあげよう。

by ecott | 2011-03-30 10:14 | Comments(0)

義援金

週末の渋谷は、人、人、人...でごったがえしていた。
スクランブル交差点も、デパ地下もいつもの渋谷。

先週末は人通り少なく、寂れたような暗さがあったが、
今週は、まるでその反動のように、いつも以上に人が多いように感じた。

そこだけを見ると、まるで何事もなかったような日常。
明るく、楽しく、活気に満ちた街の姿。

もちろんそこにいる一人ひとりの思いは違っていても、多くの人がずっと自粛していた外出を、そろそろとスタートさせた頃合いが、きっと同じなんだろうな。
そういう私自身も、そのひとりだ。

でも、にぎわいと言っても、いつもの街とはなんだかやっぱり違う独特の空気があったとすれば、「東北関東大震災への義援金おねがいしまーす」と、あちこちで飛び交う声。
駅前でもスクランブル交差点近くでも、109の前でも。
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そして、一段とにぎわっていたのが公園通りのパルコの前で、ホリプロによる「あの鐘を鳴らすのはあなた基金」。
タレントが何人も募金箱を持って立っていた。

義援金ってひとつの人気投票だなあと思う。
これほどあちこちで募っていて、詐欺も横行しているというから、自分が何を信じて、何に思いを託すか。

ほんとうに被災地に届いて、適材適所に使われるのか、東京にいて、わずかなことしかできない今の状況で、私が自ら「選んで」できることといえば、その預け先をどこにするかということ。

並んでいたタレントさんの中で、私は、去年観た映画「ふたたび」で、往年の名俳優の中で光っていた若手俳優の鈴木亮平さんに義援金という1票を投じてきた。

信頼のおける2つのNGOに既に振り込みしていたけれど、昨日はもうひとつの「お願いします」に、心からの応援を込めて。

by ecott | 2011-03-27 20:18 | Comments(0)

より良いシンプル、目指したい

今回の地震で、本が床に散乱した。

ほぼ天井まである本棚が、崩れ落ちたと思うほど、ひどい状態になっていたが、後々落ち着いてよく見ると、枠は残っていて、棚板がはずれただけ。
でも、枠もゆがんでしまったので、棚板を戻しても、また落ちてしまう。

デザインがすっきりとして気に入っていた某家具メーカーの組み立て式本棚。
でも、あるとき棚板がきしんでいるのに気がついて、これは本を詰め込みすぎだ、と気になっていた。

そのきしみが震度5の地震であらわになって、家族共用だったから、あらゆるジャンルの本が、見事に床に放りだされた。

ちょうど先日、ブログで書いたばかりの近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」の本のことがすぐに浮かんだ。(この本は別の小棚で、落ちなかった)

コンマリさんによれば、片づけをするときは、全部を床に出してみる。
洋服や雑貨は、まだわかるものの、本も全て本棚から出してみるということに、私は「ええー、そんな面倒なこと」と、そこだけやけに印象に残っていた。

そう思ったことが、こんな形で実現するなんて!
いやでも、床に並んでしまった本。

これは、片づけなさい、不用なモノを見きわめなさいっていうことだったのねと、まさにいいチャンスとなった。
家族は、不用な本をさっさと分けて、その作業の早いこと。
次々、あるある、ブックオフなどの行き先もすぐ決まった。

本のことだけでなく、大震災以降、気づかされたことは無数にあった。
シンプルでいること、どうしたら災害から身を守って、正しい情報を得て、モノも心も身軽に、しなやかに対応できるか。

被災地と自分の立場、そしてこれからのありたい姿、ありたい家、ありたい社会、、、と自分に問いかける。

by ecott | 2011-03-26 10:51 | Comments(0)

分かちあい

Twitterの呼びかけから集まったデザイナーたちによる「節電広告」
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「いま暗くすることは、あしたを明るくすることにつながる。」など、など、どれも名言、デザインも素敵と、そのサイトの充実ぶりに驚いた。

17日の午後、電気の需要と供給がギリギリになっているので、夕方から一斉停電になるかもしれないというニュースが流れた。

停電回避のためには、一層の節電を、という呼びかけで、部屋の灯りをできるだけ消し、もっと節電できる所は、と見まわす。
突然の停電でも、しょうがない、と身構えながら。

でも、結果として停電しなかったということは、みんなが節電をしたから。
夜になって、そんなニュースを見ながら、思わずパチパチと拍手してしまった。
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たくさんの人が同じ気持ちになって、同じ方向を向いている。
食料も、電気も、分かちあい。
地球資源は、みんな分かちあい。

ネパールでは、毎日3~4時間停電するのが日常とか。

「節電広告」のこと「地球ニュース」でも紹介。

by ecott | 2011-03-20 21:26 | Comments(0)

3.11から

なんということ。
3月11日から、はっきりと区切られた日常。

幸い、私はこうして無事でいるけれど、世界最大級という東日本大震災で被災されたたくさんの方々の映像に心が痛む。

私はその日、友人と一緒に表参道の近くにいた。
ビルの1階で、床全体が横に大きく揺れて、それが長く続いた。
細かく揺れたかと思うと、また大きく。

幸い落ちてくるものもなくて、まさかそれがこんなに大きな被害をもたらしていたとは、そのときには全く思わず。
でも、通りに出ると、見慣れた街は騒然となっていて、いつもの景色とは明らかに違っていた。

電車は止まった。タクシーもつかまらない。
歩いて家に帰ると、部屋中モノが散乱していた。
家族の無事を確かめ、家をととのえる。

何を最優先にしたらいいのか。
テレビの情報で、初めて全体像を知り、
その後は、メールでたくさんの情報が届いた。

いつもの仲間のメール、それが3.11を境に変わった。
NGOのMLや、立ち上がったばかりの学生時代の合唱団MLで、帰宅困難の様子が次々報告された。

会社に泊まった人、4時間かけて歩いた人、都心で夕方バスに乗って、世田谷に午前3時に着いた人。

仙台に出張に行っていて、寒さに震えながら、まだ帰る見込みが立たない人。
でも、今朝のメールで無事帰ってきた、と。そこに住む人たちに対して後ろ髪を引かれる思いで。

シンガポール在住の友人からも、安否を気遣うメールが届いた。

Think the Earth、キャンドルナイト、JFSなど、いつも地球のことや、スローな暮らしを考えてきた多くのNGOが、有効な情報をたくさん出している。

★「無事だった」という情報を集めるサイト
 http://buji.me/

★facebookの情報
http://www.facebook.com/0311earthquake.info

★SAVE JAPAN(都道府県別災害救援情報まとめ)
http://savejapan.simone-inc.com/

★「がんばれ日本」 こういうときこそ、いい話を!
http://ideapad.jp/d9385fb4/show/ 

3月13日の、朝日新聞の天声人語は、「人は弱い、弱いから支え合うほかない」と書いている。

何気なく過ごしてきた日常の全てのことが、いかに大切かということに気づく。
今は、今やるべきことを粛々とこなすだけ。

by ecott | 2011-03-15 09:43 | Comments(4)

い・ろ・は・す

天然水の軽いペットボトルがいい
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ペットボトルの飲み物はあまり買わないが、それでも出先でやっぱりお水が欲しいとなって買うとしたら、これ。

緑色のアクセントも、「い・ろ・は・す I LOHAS」のネーミングもスマートで、何よりいいのは軽いこと。

荷物が重くなるのがいやで、小さいサイズがあれば、さらにそっちを選ぶ。
そして1回で使い捨てにはせず、また水をつめて持ち運んで再利用する。

空き容器は、ぎゅっと絞ってスリムになるというところも画期的で、かなりの人気商品だとか。

原材料の一部が植物由来ということで、これまでのペットボトルに比べると、どんどん進化している。

去年、日本コカコーラさんに取材に行って、この容器を開発するまでの詳しい話を聞いた。
将来は、100%再生可能なプラントボトルができるとか。
書いた記事は、こちら

by ecott | 2011-03-10 23:13 | Comments(0)

人生がときめく片づけの魔法

近藤麻理恵さん(コンマリさん)の素晴らしい本との出合いに感謝!
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面白くて、わくわくする本に出合ったとき、一気に読んでしまいたいと思う反面、少しずつ読んでいく楽しみが、またいい。

たいてい私は後者の「少しずつ」だけど、読んでいる間がとても楽しくて、それを読み終えてしまうのが残念、寂しい、という気持ちになる。
久々にその思いを強くしたのが、この「人生がときめく片づけの魔法」だった。

片づけ本、整理収納本を今まで結構読んできて、それぞれ共通点は多いが、この本は、期待を大きく上回った!
ハウツー本を超え、読み物として、次はどうなるんだろう、と思わせる展開。

コンマリさんは5歳のときにすでに主婦向けの雑誌を読み始め、中学生のころには本格的に片づけの研究を始め、今まだ20代という若さで、天職と言える片づけコンサルタントとして活躍している。

そして、どうしてそうなったのかが興味深く書かれ、試行錯誤の結果、片づけは少しずつでなく、一気にやることでリバウンドがなくなるといった点が、ほかの本とは大きく違う。

捨てる基準は、触ったときのときめきで判断し、ときめくものだけを残す。
その判断をするときは、ぜーんぶ床に出してみる。
服を全部出すのは、まだ分かるが、本も本棚から全て出してみて、触った感覚でときめきを判断していくのだとか。

その選別を繰り返すことで好きなものがはっきりとし、人生のいろいろな選択の迷いもなくなるということだ。

面白かったのが、滝に打たれる滝行と片づけには共通点があるとか、コンマリさんは神社で巫女さんをやっていた経験から、家やモノに対しても神聖な気持ちを大切にするなど。

例えば、お客さまが服を整理してときめくものだけを残したといっても、迷いのあった服は、なぜかコンマリさんが当ててしまうとか、なんだかぞくっとする話だ。

深い話が次から次へと出てきて、「人生がときめく片づけの魔法」のタイトルの意味が改めて納得できた。
「ときめく」「魔法」を教えてもらい、まだ若いコンマリさんが、これからますます活躍していくのが楽しみ。

by ecott | 2011-03-08 19:01 | Comments(2)

具だくさん

花粉症予防にもよさそう
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私の好きな味噌汁は、汁なのか煮物なのかわからないくらい野菜をたくさん入れたもの。
冷蔵庫のあり合わせの野菜を次々刻んで鍋に入れていく。
沸騰したら、かつを節を入れて、味噌を入れて、火を止めて、ほっとく!

あったかいものが欲しいとき、体が栄養を欲しがっているとき、どんな薬よりも、これが一番。

あれこれやっているうちに、超スピーディーな作り方に落ち着いて、料理の先生に叱られそうなくらいの手抜きだ。

でも、野菜の種類は多く、器は大のお気に入りの伊豆森林夢巧房研究所で買ってきた木の器だから、それだけで味はまろやかに。

先日、地球ニュースで紹介した「一杯のスープをつくる時間」というイベントは、参加者が器にする木を切るところから始めて、野菜づくり、収穫、そしてスープにして飲むまで半年間かけるというもの。

木を切ったのは、伊豆森林夢巧房研究所が普段整備している森林で、ここに出てくる器は、まさに私が使っているこの器と同じ、とうれしくなった。

イベントは2回目まで終わって、これから富士宮や韮山の畑で野菜も作り、自分たちで収穫して、料理して試食となるそうだ。

時間をかけて自然の循環を考えようというこのイベントのどこかに参加したいな~と、スピード料理をしながら、ふと考える。

by ecott | 2011-03-06 22:15 | Comments(2)