御茶ノ水

駅前から広がる街は、雑多で魅力的
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会合があって出かけ、久しぶりに降りた御茶ノ水駅。
川があって、橋があって、四方に広がっていく道がある。
10代、20代のころの懐かしさがじわっとこみ上げてきたが、古い記憶とのつなぎ合わせがすぐにはできなくて、立ち止まる。
すぐにはできないけれど、とにかく懐かしい。

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学生時代、友だちと歩いたこの界隈。 神保町の古本屋や小さな喫茶店・・・
新しくてきれいなビルがいっぱいできたけれど、御茶ノ水橋や聖橋は変わってない。おそらく駅舎もそのまま。
次第に頭の中で、道筋の回路がつながってきた。
でも、当時は女友だちときゃあきゃあとしゃべっていて、おそらく小さな足元のことしか見えていなかっただろうな~、と思う。

今、自然と目に入ってくるものは、当時と少し違ってきた。
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駅の北側にある湯島聖堂の静けさは、とてもこんな駅近くとは思えない。寺でも神社でもない、江戸の学問の聖地だった所だ。

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とことん開発されてしまったビル群の合間にも、意外なほど緑が多く、無数の歴史や自然が潜んでいる東京の魅力は尽きないな~。
もう少し時間がある時に、四方へ伸びている街のその後を、ぜひこの目で確かめてみよう!

by ecott | 2008-06-29 12:05 | Comments(8)

住宅街のカフェ

自然素材を生かした 三島の「芝町カフェ」
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三島の情報は、いつもあふれんばかりに手元に届いていた。
ずっと前に友人にもらった1枚のハガキは、「芝町カフェ」オープン時のもの。

ようやく訪ねたその日、ひっそりとした佇まいがやっぱり噂に違わぬいい空間だった。
建築デザイナーFさんの手による店を、今までいくつも拝見させてもらっていたから、やっぱりこのカフェのしっとり感も、とても気持ちが落ち着く。巧みに生かした古材を、いつも羨望のマナザシで見てしまう。

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材料吟味のシフォンケーキと、3種類から選べるコーヒーメニューにも感激!
選べる3種類とは、三島の「風珈」、函南の「ガリオン」、沼津の「花野子」と、いずれも地元で貴重な自家焙煎コーヒーの店ばかりで、こんなうれしい3択があるとは、オーナー夫妻のセンスが光っている!

懐かしの素材がいっぱい詰まった時間と空間は、ちょっと不思議だったな~

by ecott | 2008-06-25 22:34 | Comments(8)

マイタンブラー

熱いものも、冷たいものも
ちょっと持ち運びに便利
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携帯用のマイカップを買おうと思っていたところに、いいタイミングでSTARBUCKSのタンブラーが届いた。
買ったけど使わないから、と譲ってくれた人がいて、ありがとう!

くっきり青い海と白い建物に、ロバがいるこの絵は、エーゲ海に浮かぶクレタ島らしき風景。夏にぴったりの爽やかカラーで、これなら持ち歩くのも楽しそう。
かつては、飲み物持参というと、ちょっとごつい水筒や魔法瓶だったが、最近はこんなスマートなマイカップをよく見かけるようになった。

スタバで、このタンブラーにコーヒーなどを入れてもらうと、20円引きになる。
スタバでは、ほかにどんな容器でも持参可で、家から湯のみを持って行って、それにコーヒーを入れてもらってもOK!
外出時に、いつもマイバッグ、マイ箸、マイカップ、マイ皿(?)持参だと、ちょっとキャンプ状態になってしまうので^^;それは時と場合に応じて・・・
でも、職場から近いカフェにいつも行くという人などには、おすすめだと思う。

普段は、紙コップにお世話になることもずい分あるが、先日ちょっと気になることがあった。
表参道のカフェでコーヒーを注文したら、ホット用の厚手の紙コップが2つ重なっていた。私は間違いかと思って、「あのー2つ重なってるから一つお返しします」と。そうしたら、間違いではなく、みんなそうしていたのだ。熱いから2つ重ねでサービスということらしい。
これは「もったいない!」と思った。

そういえば、若い人は熱いものを持つのが苦手かもしれない。
私も若かりしころ、年季の入った主婦たちが「平気平気」と言って熱い鍋や皿を持つのが信じられなかった。
長年家事仕事をして鍛えられると、指の皮が厚くなるのか!いや、確かにそうだ。なんでこんな紙コップぐらいの熱さで!と、私も年季が入ってきた証拠だな~。

お返しした紙コップ1個、お店の若いお兄さん、捨ててなければいいんだけど・・・2つ重ねにしなければ、倍使えるでしょ。

どちらにしてもマイカップ持参なら、そんな無駄はなくなる。
京都で、このマイカップ運動実験中だそうで、その試みはどんどん広がりそうだ。
可愛い柄で、便利で、楽しければ、何事も定着するだろう。

by ecott | 2008-06-20 10:44 | Comments(6)

カゴバッグ

レジ袋をもらわなくても、丈夫なカゴがあれば・・・
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そもそもレジ袋なんていうものがなかった時代、母や祖母たちは近所の買い物というとカゴを持って出かけていた。
底が厚く持ち手のしっかりしたカゴひとつ持って個人商店をまわり、豆腐一丁とか、豆何グラムとかの量り売りの品を次々入れていくのだ。
マイバッグなんて大仰に構えなくても、それがごくごく自然な時代だった。

レジ袋もデパートの包装紙も過剰な時代がやってきて、今度は地球環境のためにそれを見直す時代になった。
一度サービスに慣れてしまった消費者に対して、企業はなかなかそのサービスを打ち切る決断がしにくいが、今や次々とレジ袋は有料化になりつつある。

私自身は、10年以上前からマイバッグ持参が習慣になった。
そのきっかけは、クローゼットの整理をした時に、ビニル袋や紙袋が、いやっというほど出てきて「もう、これをもらわない!」と思ったことだ。
しかし、実際にはマイバッグ(というより補助バッグ)持参が習慣化するまでには時間がかかった。最初は、やっぱり「面倒くさい」「忘れた」などなどと・・
しかし一度習慣化してしまうと、今度は補助バッグを忘れたときに、すごく居心地が悪い。

今では、あちこちでくれるちょっとした袋を見た瞬間に、ゴミとなり・・というすぐ次の段階が頭に浮かぶ。

各スーパーで、レジ袋を断った時にポイントを付けてもらうカードも、かなり持っている。
レジ袋が有料化になった店では、袋を1枚5円で売っている所が多い。この有料化ということに対して、人はとても敏感で、5円を出して買うぐらいならマイバッグを持っていきましょ、ということになる。
しかしポイント制の場合20個付くと、100円バックもしくは100円相当の品物と引き換えという店が多く、ということはポイント1つにつき、5円の価値ということだ。
これは、ずっと企業がやんわりと間接的有料化を行ってきたのだが、そのことに気づかない人が案外多いかもしれない。

これも一度習慣化してしまうと、もしもマイバッグを忘れて、ポイントを押してもらえない=レジ袋を5円で買ったという風に即座に考えるようになった。

でもレジ袋をゴミ袋として使うのだから、決して無駄ではないという意見も多々あり。
このことについては、まだまだ書ききれないので、いつかまた続きを・・・

とりあえずは、気に入りのカゴで夏ファッションを楽しもう!

by ecott | 2008-06-14 09:01 | Comments(14)

濃い緑

「花あそび・あかり・ガラス」展を訪ねて
横浜まで。
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横浜市営地下鉄のセンター北駅から歩くこと数分。
車道のすぐ脇に、見事な竹林が見えてきた。

ずっとずっと遠いところまで森林浴にやってきたような濃い緑が続いて、涼しい葉陰のくねくね道を行くと、ようやく目的地の「都筑民家園」が現れた。
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広い敷地にどっしりと建つ古民家を見た時、それはまた新鮮な風景だった。江戸時代の茅葺き民家が、この街に残っていたとは!

この中で行われていたのが、持田真理子さんの吹きガラスと
五十嵐美智子さんの手漉き和紙のコラボレーション展示だ。

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3日間の展示ということだったが、現代的なガラスと和紙のあかりが、まるでずっとそこにあったかのように、いい空気が流れている。
急ぎ足で通り過ぎる場所ではなく、しんと穏やかに過ごしていたい空間。

真理子さんの新作は、初めて見る濃い緑色のガラス・・・
その緑は、さっき通り抜けてきた風景とぴたーっと一致している心憎い6月の色だった気がする。

by ecott | 2008-06-10 09:43 | Comments(12)

「もったいない」からシンプルへ

引越しに費やしたエネルギー
それは、ほとんどモノとのたたかいだった。
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私たちはなんでこんなに多くのモノに縛られているんだろう、と心底思った。
“「捨てる!」技術”を書いた辰巳渚さんが、この本を書くきっかけとなったのが、やはり引越しだったというのが、大いにうなずける。

引越しがなければ、半永久的に押入れやクローゼットの肥やしとして眠っていたかもしれないモノたち。このモノたちは、今までその命を生かされてこなかったのだから、かわいそうな運命だった。

古い家具、雑貨、食器などなど、捨てるかどうするか?の判断が次々必要になった。
捨てるのは「もったいない」・・・・もしもしまわれていた奥から日の目を見て、使い始めたら、そのモノはまた生かされる。
でもやっぱり使わない不要のモノだったら、場所ふさぎなので、今度は「場所がもったいない」・・・なにしろ限られたスペースなのだから、スペースを生かす方がもっと大切だ。

そして、一つひとつ迷っているうちに、じりじりと時間が過ぎていく。小さな箱、紙袋、リボンなどおびただしい数の「さもないモノ」に囲まれて、迷っていると、今度は「時間がもったいない」・・・

つまり、モノがもったいない、スペースがもったいない、時間がもったいない・・・・・このバランスに気が付いた。
そして、ぎりぎりでなんとかそのバランスを取って、収まる所に収まった後、「快適~!」が生み出されるのだと分かった。

大切なことは適材適所ということで、「もったいない」を一つひとつ克服すれば、「シンプル」に行き着く。

マータイさんの「MOTTAINAI」発言以来、この言葉は、環境のキーワードとして脚光を浴びるようになったが、私たち日本人は、生活のあらゆる場面で、これを使ってきたと思う。

引越しで、さまざまな「もったいない」を心の中で繰り返した結果、日本語としての意味深さを、改めて感じている。
「もったいない」話はまだまだ・・・尽きそうもない。

by ecott | 2008-06-06 22:43 | Comments(10)

ミニ旅へのアプローチ

もう紫陽花の季節だったな~と思い出す、
小田原と箱根にて。
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取材で出かけた2日間、それは全く新鮮なアプローチだった。

今まで、小田原はほとんど通過地点だったものの、三島から箱根へ行ったのは、数えきれないほど。
いつもほんとに隣町感覚のドライブコースだった。
三嶋大社から箱根西坂、山中城址というあまり観光地ではない静かなルートから芦ノ湖方面へと向かっていった。

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今回は、新宿からロマンスカーに乗って箱根へ行ったが、改めて新鮮な旅気分!
東京の雑踏から、町田、本厚木、小田原を過ぎていくと、次第に濃くなっていく緑の山並みが、旅心をそそる。段々箱根へ近づいていくというわくわく感は、しばらく忘れていたものだ。
車内も駅も、温泉旅を楽しむいでたちの人で、いっぱいだったな~。

どちらのアプローチも、捨てがたい魅力を持っているような気がする。

by ecott | 2008-06-02 11:42 | Comments(8)