地場産品
今年の夏は、野菜が値下がりしたそうだ。理由ははっきりしないが、猛暑で夏野菜の生育が良かったのも一因かも。
色ツヤ良いピーマンも、店頭でよく見かけたなあ。
今年の梨も、みずみずしくて甘い。
ところで、これってどこで作られているんだろう、と最近ますます産地が気になる。
10年ぐらい前に、「地場産品を食べよう」という何かの呼びかけがあっても、そのときにはピンと来なかった。
「なぜ?」と、疑問はそのまま・・・
それから、食の安全や環境問題に触れるうち、次第にその意味することがわかってきた。
地産地消であれば、食べ物を遠くから運んでこなくてもすむ。
遠ければ遠いほど流通経路が複雑になって、輸送にかかるエネルギーコスト、CO2排出量も人件費も、そこに入れられる保存料などの付加も増えていく。
私たちが選ぶ毎日の食材が、イコール環境問題にもかかわってくるということがわかると、そのつど産地が気になってくる。
最近は、フードマイレージという言葉で、その意味も広く知られるようになってきた。
食料の輸送距離という意味で、食料自給率39%の日本では、フードマイレージが世界でずば抜けて高いということにも、びっくり。
同じ国内産でも、例えば東京だと、北海道産や沖縄産よりも、千葉とか茨城の方が近いわけだ。
県別の自給率でも、興味深いデータを見つけた。
それによると東京都の食料自給率は、全国でも最低の1%。次いで大阪が2%、神奈川が3%。
それに対し、一番自給率のいいのが、北海道の200%で、なんとうらやましいこと!続いて秋田の141%、山形の122%。
静岡は意外に低くて、18%。おかしいな~、野菜もみかんも、お茶も、魚も、名産地のはずなのに・・・。
三島にずっと住んでいて、そのことがちょっと不思議だった。
三島産の野菜というのは、立地条件が良くて、とてもおいしいと聞いていたが、何年か前まで近所の店でその野菜を見たことがなかった。
特別上等なジャガイモや大根が、東京や京都の一流ホテルや高級料理店に出荷されると聞いて、驚いた。
それがここ数年、JAの直売所とか、「村の駅」とか、スーパーの一部コーナーでも出まわるようになって、ようやく手に入るようになった。
その評判は、とっても良くて、売れ行き好調みたいだ。
ところでフードマイレージだけでなく、地産地消が大切なもうひとつの理由として、「身土不二」という考えがある。身体と土とは一体で、自分が暮らす土地の旬のものを食べることが、環境に調和していい、という考え・・・
引越しが多いと、どうなるかな~
いずれにしても、東京にいては、かなり難しいこと。。。
by ecott | 2008-08-27 10:33 | Comments(8)
ピーマンと梨がおいしそうですね。
フードマイレージという言葉初めて聞きました。
なるべく地元のお野菜を買ったほうがエコでもあるんですね。
せめてなるべく近県の物を選ぶようにしようかな。
おはようございます。
適当に、ピーマンと梨の写真を撮ってみました。
フードマイレージっていう言葉を聞くようになったのは、
最近ですね。
東京産の野菜は、なかなかないので、ほんとは家庭菜園
をやったら、いいかもね。
というか、村の駅の新サービスとして提案してこようかしらね。
村の駅の野菜は、とびきり上質というわけではなく、東京の百貨店や市場には出せないけど、鮮度も品質も自慢の品というレベルの物ばかりだから、わざわざ送るほどの物ではないかも知れませんけどね。
玄米ピラフを作ろうと意気込んでいたのですが、
帰りの電車の中で無性に野菜スープが飲みたくなり、
今晩は具だくさんの野菜スープとなりました。
ほっとくっキングで!
ポテトサラダに、
ベーグルとパン。うふふふふ^^。
頭の中が野菜、野菜の一日でした。
また、宜しくお願いいたします。
今日は充実した1日でした。
写真のことまで教えていただき、ありがとうございました。
野菜スープに、ベーグル、うう~ん、おいしそうな夕飯!
たしかに、野菜たっぷりの食事をしていると、
薬いらず、病気知らずの体になれそうですね。
もちろん、おいしいと思う心の栄養が一番かも!
近くのスーパーでは、地元産が売っていて、
とてもイキイキして新鮮ってことで、買っています!
私も野菜たっぷり生活、とても元気!
そして、大好きな人々と食べる楽しい食事も、
元気の源になっていまーす!
いろんな「食」に出合えた、収穫多い日でしたね~
legumiさんの家の方では、地元産があるのですね。
新鮮野菜で、お肌もツヤツヤ!
また、よろしくお願いしま~す。
あ、それにしても、ナタデココというのは、すごいこと
でしたね!