シンプルライフ「食」だけが忘れられている?【冷蔵考】
一昨日書いた稲垣えみ子さんの著書「もうレジピ本はいらない」について。
まだまだ、言葉足らずで書き足りなかったので、続きを。
私は、これまで「冷蔵庫の整理法」講座を数多くやってきて、
いろいろな気づきがありました。
そのひとつに、部屋の片づけは得意だけれど、冷蔵庫だけはどうしても苦手
という方が意外に多いということ。
そして、その逆もあります。
冷蔵庫はきれいだけれど、部屋はどうも・・・という具合です。
なぜこうなるかというと、
一般的なモノの片づけと、冷蔵庫の場合は、全く違うということです。
そこには「食」という毎日、毎日のつながりがあるからです。
そして、「もうレシピ本はいらない」の中で、
現代社会では、料理がどんどん複雑になっているとして、
(以下、引用です)ーーー
いま私たちに必要なのは、「食の断捨離」である。
経済成長の中で、私たちはどんどんものを買い、欲を満たしてきた。
その結果、家の中には整理しきれないものがあふれ、私たちの空間も精神も
蝕み始めた。その反省からブームになったのが「断捨離」だ。
本当に必要なものを見極めてシンプルに暮らす。
その豊かさに多くの人が共感し、行動を始めている。
山のような洋服や、食器や、調度品を整理し始めている。
しかしその中で、「食」だけが忘れられていないだろうか。
ーーー(以上、引用)
稲垣さんは、これまで料理をレシピ本通りに作ってきたことで、
調味料が次々と増え、それがどこにあるか分からず、
まるで台所の混乱は、クローゼットの混乱と同じ
としているところも、なるほど~と納得!
暮らし全体の「シンプルライフを」と言われて久しいのですが、
確かに「食」だけが、別物であるような気がします。
グルメ番組、美味しい店検索、SNS投稿・・・と、
食情報はあふれんばかり。
そして、家庭でも手をかけることがお母さんの愛情といわんばかりに、
冷蔵庫内も複雑になっていくとしたら?
食のシンプルライフ、一緒に考えていきましょう~
ライフオーガナイザーのブログが集まっています。
↓
にほんブログ村
シンプルライフについては、こちらです。
↓
にほんブログ村
by ecott | 2017-11-14 22:03 | たべものオーガナイズ | Comments(0)