大きな選択
我が家は、大きな区切りを迎えました。
夫は、昨年の秋に定年退職。
夏ごろから、私たちは、あちこちの街を歩いては、
「今後はどんな暮らしをしたいのだろう」
「どこに住みたいのだろう」と、
街並みを見たり、物件探しをしたりしながら、
イメージトレーニングを始めました。
これまでの住まいは、夫の転勤先、
または親の介護のために、決めてきたもの。
でも、これからは初めてそんな縛りがなく
選択できると思うと・・・
長く住んでいた三島もよし、
北海道も軽井沢もいい・・
でも、私たちの選択は、やはり「東京」でした。
駅から近くて便利な都心。
眺めがいいところ。
でも、そんな条件を満たすところなんて
なかなかないから、まあゆっくり考えよう~
と思いながら。
去年の9月、私は、いつもは通らない駅の通路で、
偶然1枚のマンション広告を見つけました。
現地を見に行こう~と決めた、その前日
私はブログにそのとき浮かんだことを書きました。
それが、「どんな家に住みたい?」という記事で、
「大事なものは、探しているとなくて、
案外、探さないと見つかるものです。」
なんて、書いているんです。
現地も、モデルルームも見ていなかったのに、
既に書いていたことは、直感だったのでしょうか!
その後、本当にこの看板広告の住まいに決まったからです!
契約日は、ピッタリ夫の退職日。
それまで、いくつもいくつも
実際の現地を見に行ったりしても、
「思ったのとは、違う・・・」
「ピンと来ない」
と、決定打がありませんでした。
でも、こんな大きな選択、決断をするときって、
過去の経験からも、
偶然のように導かれるように
ピンと来るものがあるのです。
その街に降り立ったときに、
温かい雰囲気、にぎやかさと静けさ、
何か言葉では説明できない空気が
すーっと入ってくるのを感じました。
不思議なものです。
引っ越しは来年の春なので、まだ1年以上先のことですが、
「ライフオーガナイズで実現する快適シニアライフ」
を目指したいと思っています。
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by ecott | 2015-02-01 23:05 | Comments(0)