可愛い子に旅をさせてしまいました

このマフラー、思えば30年以上前のものです。

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めったに使わないのですが、
先日の寒い日、久しぶりに巻いていきました。

美容院へ行って、コートと一緒に預けたら、
帰り際にそれを取ってくれた女性スタッフの方が、
「このマフラー素敵ですね~~!手編みですか?」
と、しみじみ~という感じで、聞いてくれたのです。

私は、「はっ」となって、
今日なんとなく奥から取り出してきたけど、
「そうか!これは決して売ってないもの」と、思い出したように
うれしくなって、ちょっと自慢させてもらいました。

「はい!手編みなんですーー!
イタリア人の94歳のおばあちゃんが編んだんです!
もうずーっと前です」

そして、思い返してみると、30年以上経っていたのです。
そのころ、私はアメリカのニュージャージーに住んでいて、
イタリア系アメリカ人の家で、英語を習っていました。

その先生のお母さん、ママガロが編んだものなのです。
ママガロは、94歳にして、いつも料理をしているか、
編み物をしているかで、手を休めることがありませんでした。

私は、慣れないアメリカ生活で、
この母子にほんとうに良くしてもらって、
ご馳走になったり、こんな手編みのプレゼントをもらったりしていたのです。

美容院の方に言われたことで、その宝物に改めて気づいて、
「そうだ、これは大切に、大切にしよう~」と、

その後、ある打ち合わせのため赤坂へ。

駅ビルのお店と、それからオフィスビルとで、数時間過ごして夜になって、
帰り道、赤坂から2駅目の表参道まで行ったころで、「はっ!」
「マフラーがない!」

「これを大切にしよう~!」と、昼間思ったばかりで、
その数時間後に、一体どうしたこと!!と、
キツネにつままれたよう。

どこに置いてきたか全く思い浮かばず、また赤坂駅まで戻りました。

駅の改札で聞いて、コンビニでも聞いて、守衛さんにも聞き、
打ち合わせ先の人に会議室も見てもらいましたが、「ないですね~」

最後の望みをかけて、ビル管理室に行ってみました。
「白いマフラー、届いていませんか?」

そこに座っていた方、「毛糸ですか?」
(!なんか、思い当たる感じ!届いている感じ!)

管理人さん、奥まで行って、戻ってくると、
あー!手に持っていました!私の白いマフラー!

可愛い子に旅をさせてしまいました。
これは、大切なんだよ!と昼間に言い聞かせていたのに。

なのに、なのに、ちょっと夢中で時間を過ごしている間にもう忘れ、
全くドジで、お恥ずかしい話ですが、
親切なだれかが届けてくれて、戻ってきたことに、
感謝の気持ちとともに、
ますます「大切なもの」と、再確認をした1日でした。
―――
服の循環
着尽くして、手放していくことも必要ですが、
厳選した思い出のものは、大切にしたいです~

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by ecott | 2014-03-04 23:27 | おしゃれオーガナイズ | Comments(0)