「サルパ!」はなぜこんなに楽しいの?

わたしは、これまでたくさんの料理イベントを経験してきました。
いわゆる料理教室から、持ち寄りのポットラックパーティー、
外国人の料理を紹介するイベントにも、ずい分関わってきました。

しかし、7月6日に開催した初の実験的イベント
「サルパ!」(眠れる冷蔵庫の食材でシェアパーティー)は、
これまで関わってきたイベントとは、全く異質のものでした。
多分、それは「最高に楽しかった!」とも言えるもの。

参加者は、冷蔵庫や食品棚にあるものを1品持参するわけですが、
まずは、「何を持っていこうか?」と考えるところから
このイベントは始まるのです。

もちろん賞味期限前ということが条件ですが、
棚をごそごそしているうちに、古いものが出てきたり、
「これは、みんなとかぶるかな?」「料理人が料理してくれるだろうか?」
なんて考えながら、心配がよぎったり、わくわくしたり。
何しろ、事前打ち合わせは全くないのですから。

でも、そうしながら、改めて食品の見直し、整理もできたという人が
多かったのです。

そして当日!「これでいいのかな~?」と
おそるおそる持ち寄り、、
20人ですから、1人がほんの少しずつとしても集まる、集まる!
アジア系のお菓子、かんぴょう、コンニャク、豆腐、そして名古屋名物の
「つけてみそかけてみそ」という味噌が3つも!

この食材を見て瞬時にメニューを組み立て、料理し始めた高田さんは、
このイベントのために!と思えるような最適任シェフでした!
日ごろからイタリアンに味噌やしょうゆの隠し味を使うことがよくあるそうで、
楽しみながら、インスピレーションで料理していくのです。

トマトの薄切りと豆腐の薄切りを重ねたカプレーゼ。
豆腐とコンビーフを混ぜて、和えたものと、少し調理を変えて2種類も!

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カボチャに、コチュジャンと名古屋みそ

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沖縄風の炒めもの。チューブ入り名古屋みそで描いたラインは、バルサミコ風。

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高野豆腐、こんにゃく、トマトソース味噌味は、モツ煮込み風。

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かんぴょうのカレーソース! かんぴょうをこのように食べたのは初めて!

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アジアのお菓子を砕いて隠し味にしたフレンチトーストのデザートまで!

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あらかじめ揃えられた材料で、料理を作ってもらって食べるパーティーではなく、
自分の持ってきたものがどのように使われるかを、ライブで見られるわくわく感。
冷蔵庫の余りものが、ほかのだれかが持ってきた食材と相性よく組み合わされて、
あざやかに仕上がっていく様は、圧巻でした。
 (この日の主役、名古屋味噌でしたか!^^)

参加者全員が、他人事ではなく、持参した食材を見つめる「自分事」として、
参加している感の強いパーティー。
この未経験の異質さが、「サルパ!」の楽しさだったのです。

計算され、準備された料理より美味しいと感じたのは、その場でしか食べられない、
高田さんいわく「2度と作れない」料理だったからでしょうか。

全てを使い切るには、時間切れとなりましたが、かなり減った食材も、
欲しい人が持ち帰るという、食品版「エクスチェンジ」が、締めくくりとなって、
無駄なく食のサルベージ(救出)ができたのです。

「あるもので作る!」と、学んだこと。
「こうでなければ」でなく、柔軟な発想さえすれば、
次々おいしいものができるということ。

たったひとつのイベントから、フードロスチャレンジのヒントが、
いくつもいくつも浮かび上がったようです。

今日の気温のように熱く、長いレポートとなってしまいました~^^

熱さついでに、こちらでも記事掲載されました~
     ↓
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by ecott | 2013-07-09 20:37 | Comments(0)