3.11から
3月11日から、はっきりと区切られた日常。
幸い、私はこうして無事でいるけれど、世界最大級という東日本大震災で被災されたたくさんの方々の映像に心が痛む。
私はその日、友人と一緒に表参道の近くにいた。
ビルの1階で、床全体が横に大きく揺れて、それが長く続いた。
細かく揺れたかと思うと、また大きく。
幸い落ちてくるものもなくて、まさかそれがこんなに大きな被害をもたらしていたとは、そのときには全く思わず。
でも、通りに出ると、見慣れた街は騒然となっていて、いつもの景色とは明らかに違っていた。
電車は止まった。タクシーもつかまらない。
歩いて家に帰ると、部屋中モノが散乱していた。
家族の無事を確かめ、家をととのえる。
何を最優先にしたらいいのか。
テレビの情報で、初めて全体像を知り、
その後は、メールでたくさんの情報が届いた。
いつもの仲間のメール、それが3.11を境に変わった。
NGOのMLや、立ち上がったばかりの学生時代の合唱団MLで、帰宅困難の様子が次々報告された。
会社に泊まった人、4時間かけて歩いた人、都心で夕方バスに乗って、世田谷に午前3時に着いた人。
仙台に出張に行っていて、寒さに震えながら、まだ帰る見込みが立たない人。
でも、今朝のメールで無事帰ってきた、と。そこに住む人たちに対して後ろ髪を引かれる思いで。
シンガポール在住の友人からも、安否を気遣うメールが届いた。
Think the Earth、キャンドルナイト、JFSなど、いつも地球のことや、スローな暮らしを考えてきた多くのNGOが、有効な情報をたくさん出している。
★「無事だった」という情報を集めるサイト
http://buji.me/
★facebookの情報
http://www.facebook.com/0311earthquake.info
★SAVE JAPAN(都道府県別災害救援情報まとめ)
http://savejapan.simone-inc.com/
★「がんばれ日本」 こういうときこそ、いい話を!
http://ideapad.jp/d9385fb4/show/
3月13日の、朝日新聞の天声人語は、「人は弱い、弱いから支え合うほかない」と書いている。
何気なく過ごしてきた日常の全てのことが、いかに大切かということに気づく。
今は、今やるべきことを粛々とこなすだけ。
by ecott | 2011-03-15 09:43 | Comments(4)
一応無事な東京ですが、これからが正念場。
まだまだ問題が山積みですが、
決して途方に暮れることなく進もうと思っています。
さ、私は明日から気合い入れて仕事再開だ!
ありがとうございます!
chikaさんは、早々にブログで力強い発信をされていて、さすが、と思いました。
ほんとに、まだまだこれから、いろんなことが試されているように、次々起こりますね。
そのときの判断で、ひとつずつこなしていくしかないですね。
気合い入れていきましょう~
きれいな花の絵で、ご無事を確認しました。
昨日も静岡で地震がありました。
火にはくれぐれも気をつけてくださいね。
キャンドルナイトでも、今はキャンドルでなく、電気を消しての部分だけを言うようにしています。
人とのつながり、大切ですね。